眼にみえない思いを写す
心がけているのは、臨場感やストーリーが伝わるような一枚を撮ること。
目には見えない、人の“思い”を切り取り、かけがえのないその瞬間を後世に遺します。
また私は、撮影を通して出会う人と人とのつながりも大切にしています。
写真に写る人、写真を写す人、写真を見た人。
一枚の写真から生まれるつながりがどこまでも続いていくことを願っています。
『出会えて良かった』と言っていただけるようなフォトグラファーでありたいです。
私と振袖撮影
人物撮影(企業向け、個人向け、ポートレートなど)、料理撮影(雑誌、広告、店頭メニュー用など)、七五三撮影など、私が撮影するジャンルはいろいろありますが、中でも特に注力しているのが「振袖撮影」です。
私自身、以前から神社仏閣や和装、和の嗜みを好むということもあるのですが、写真家・長岡秀文氏の開催するフォトセミナーを受講してから、その教えに感銘をうけ、「着物の女性を美しく写真に収めたい」と思うようになりました。
被写体の足元から細かに指導していくことで理想的な姿勢を作り、自然とこちらに気を向かせる、というものでした。
着物で写真を撮影する時に、「美しい立ち方がわからない」「着物が気になって表情がこわばってしまう」といった経験はありませんか?
特に振袖をお召しになる若い方は、着物を着ること自体に慣れないこともあり、振袖撮影と聞くとマイナスなイメージを持ってしまわれるかもしれませんね。
私の学んだ振袖撮影ではそのようなことはなく、みなさんナチュラルで美しい姿で写真撮影をしていただけております。撮影終了時の「楽しかった!」がなによりうれしいお言葉です。
また私はロケーション撮影を得意としており、趣のある日本庭園や四季折々の和の風景を織り交ぜながら、まるで一枚の絵画のように仕上げていきます。
一生に一度しかない二十歳の瞬間を、後世に遺すお手伝いができましたら幸いです。